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  メゾネットはフランス語で「小さな家（maisonnette）」を意味します。
  アパート、マンションともに通常１フロア（フラット）が主流ですが、メゾネット（タイプ）は一般的に集合住宅ながらひとつの住宅内部に内階段があり、2階以上の階層で構成された物件を指します。
  また、ロフトは、部屋の一部分に中二階を設けたつくりのことで、建築基準法でロフトは、面積が居室部分の2分の1未満、高さが最大で1.4mまでのスペースについて、床面積に合算されない「小屋裏物置等」と定義にあり、原則として窓の設置は認められておらず、換気目的の開口部も大きさが決まっています。これに対して、メゾネットは上下階をつなぐ内階段が設置されています。また、上階部分が居室扱いとなるため、天井までの高さや窓に制限がなく、ロフトと比べて広々としたスペースが特徴的です。吹抜けを用いた開放的な空間など、デザインの自由度が高くできます。
  
  「フラット」と呼ばれるワンフロアタイプのマンションやアパートと違い、戸建て住宅のように階層によって居住エリアのゾーン分けができます。
  一方で水まわりやベランダなど各種設備の配置によって、家事動線が長くなりがちになりますが、その分だけ階段の昇降を含めて体を動かすことにもつながり、健康のための適度な運動になるというメリットとして捉えることもできると思います。

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