間口の狭い敷地でも理想のおうちを建てたい!
新築物件を建てる際、建物のデザインや間取りにまず目が行きがちですが、
先ず基本となるものが土地(敷地)の形状です。
本日は特徴的な形状である間口の狭い土地について解説していきます!
目次
「間口」とは何のこと?
「間口」とは、土地の幅のことを指します。
そして、幅である間口に対し、もう一方を奥行きと言います。
道路に接している面が長いほど、“間口が広い”、面が短ければ“間口が狭い”と表現します。
建築法では、家を建てる場合、道路と接する間口は2m以上なければならないという“接道義務”があるため、下画像のような「旗竿地(はたざおち)」の場合は特に注意が必要です。
間口の狭い土地におすすめの間取りやレイアウト
狭い間口の土地では、左右に建物がある場合が多く、通風・採光が難しいため、効率的な間取りとレイアウトが不可欠です。
奥行きが長い長方形の土地では、中庭や通り庭をつくって、光や風を取り込む工夫をするのがおすすめです。
敷地の面積が限られている場合は、天窓をつけるなどの工夫で光を取り込むことができます。
駐車スペースがたくさん必要ならおすすめできない
狭い間口の土地では、車を並べておくことは難しく、奥から詰めて停めなければいけないので出すときにとても大変です。
駐車スペースの確保が難しい場合は、地下や屋根の上など、クリエイティブな解決策を検討する必要があるかもしれません。
一番のメリットは価格が安いこと
間口の狭い土地は、一般に価格が比較的安価です。
これは、特徴的な形の土地は住まい手の好みに左右されやすく選ばれにくいためです。
また、接道する道路の面積が小さく、近隣住宅が騒音を遮ってくれるため、静かで過ごしやすいというケースもあります。
まとめ
「間口の狭い土地」は、確かに設計しにくいところがありますが、そこは設計士の腕の見せ所とも言えます。
当社には経験豊富な設計士も多数おりますので、そのような土地での新築をご検討の方は、ぜひ一度ご相談ください!