家を建てるなら何月に動くのがベスト?
注文住宅のタイムスケジュール
マイホームを考え始めたばかりだと、お家づくりにどれくらい時間がかかるかのイメージが付かず、予定を建てるのが難しいですよね。
今回は、家づくりのざっくりとしたタイムスケジュールと、ベストな動き方をご紹介いたします!
目次
家を建てるならどれくらいの期間が必要?
注文住宅を建てるには、一般的に約8か月から1年程度の期間が必要です。
工程は大きく分けて3ステップ。
【ステップ1】住会社選び~土地探し → 目安1-2ヶ月
【ステップ2】設計~ローン正式申し込み → 目安4-5ヶ月
【ステップ3】着工~引渡し(入居) → 目安4-5ヶ月
お家づくりでは、お客様のライフスタイルやご希望に合わせた細かな調整に加え、各種申請が必要となるため、十分な時間を確保することが重要です。
また、天候や予期せぬトラブルで工期が延びることもありますので、余裕を持ったスケジュールを立てましょう。
入居のタイミングから逆算して!
入居のタイミングは人それぞれですが、1番人気は3月や4月、続いて人気なのは9月10月です。
3月や4月は、お子様の卒業・入学であったり、仕事の区切りのいい時期ですので、家族の状況から考えてこのタイミングを選ぶ方は多いようです。
9月、10月を入居日に選ぶ理由としては「引っ越し作業にいい時期だから」というものがあります。
確かに暑すぎず、寒すぎず、引っ越し業者も混みあわないこの時期は入居に最適です。
注文住宅を建てる場合は、そこから逆算してスケジュールを立てることで家づくりをスムーズに進めることができます。
工事に適した季節はあるの?
一般的に、基礎工事にあたるコンクリート打ちは、夏場や冬場を避けて気温の安定している春や秋が適しているとされています。その理由は、固まる前のコンクリートが外気温の影響を受けやすいためです。
また、雨の多い梅雨の時季には木材が濡れてしまうため、施工を避けたほうがいいといわれています。
それを踏まえると、「4~5月の着工」「梅雨の時季までに屋根の組み上げ」もしくは、「10月~11月の着工」が理想的なスケジュールといえそうです。
しかし、多くの建築会社は季節による条件の違いを理解した上で対策をしています。十分な対策を行えば、雨や気温による影響を避けることができますので、あまり気にしなくても問題はないでしょう。
そのうえで、どうしても気になる場合は、建築会社へ気象条件への対策を確かめて、会社選びの判断基準にしても良いかもしれません。
補助金の仕組みにも注意
家を建てる際には、国や自治体が提供する補助金を利用できる場合があります。これらの制度には申請の期間が決まっているものもあるので、早めに情報を収集し、計画に組み込むことが重要です。
特に、省エネ住宅やZEH(ゼロエネルギーハウス)に関する補助金は、予算が限られているため、申請が殺到することがあります。最新の情報をチェックしておきましょう。
理想の家を手に入れるためには、早めの行動がカギになります。計画的なスケジュールとタイミングで理想のマイホームを手に入れましょう!
ぜひ、このコラムを参考にして、素晴らしい住まいづくりを実現してください。