子供部屋の基本の考え方
新築住宅を建てる場合、お子様がいらっしゃる方やこれから子どもを考えているという方は 子供部屋をつくるのがほとんどだと思います。
今回は子供部屋をつくるときの基本の考え方をご紹介いたします。
目次
広さはどれくらい?
坪数30坪前後のおうちで、子供部屋を二部屋つくる場合、4.5帖や5.2帖が一般的。
35坪前後のおうちでは6帖くらいの広さにする人も多いようです。
昔は大きな家も多かったので、「4.5帖なんて狭い」と思われる方も多かったのですが、近年はライフスタイルの変化とともにコンパクトなおうちが増えてきました。
個人の部屋よりもリビングやダイニングに面積をとるのが最近のトレンドのようです。
必要な家具
お子様にとっては初めての一人部屋、限られた面積にどんな家具を置く必要があるのでしょうか?
1.ベッド
一人寝ができるようになったら子供部屋にベッドはマストアイテム。
ショート丈やセミシングルなど、なるべくコンパクトなベッドを選ぶとお部屋に圧迫感がでません。
2.学習机
一人で集中して勉強するためには学習机が欠かせません。
しかし、最近はリビングやホールにスタディコーナーを設け、家族とのコミュニケーションがとれる環境で勉強するという家庭も多いようです。
リビング学習は集中力があがるなどのメリットも多く、机を置かない分子供部屋を広く使えるので取り入れてみるのはいかがでしょうか?
3.収納
子供部屋はおもちゃや洋服、教科書などでものが多くなりがち。
チェストやラックなどの収納家具が必要になる場合も多いです。
家を建てるときに造り付けの収納を作ると省スペースにできるかもしれません。
照明
子供部屋の照明は「白く明るい昼白色の蛍光灯」というのが今までの主流でした。
勉強をしたり遊んだりするためには自然光に近い明るい色の明かりが良いというのはその通りですが、現在は勉強スペースやプレイゾーンをリビングで兼用する場合も多く、子供部屋では夜にゆっくりと安らげる柔らかな明かりを採用するという方も増えています。お子様のお部屋での過ごし方を想像して、何段階かに調整できるようなタイプにすると応用がきいて安心です。
いつまでつかう?
子供部屋はお子様が一人寝ができるようになってから、家を出るまでつかいます。
小学校低学年ごろから自室で過ごすようになる人が多いため、仮に7才から大学卒業までと考えると15年。
もちろん個人差が大きいですが、子供部屋を使う期間は10年~20年くらいの目安です。
子ども部屋の第二の人生
子どもたちが巣立っていったあとの子供部屋はどのようにしたらよいでしょうか?
使い道がなくてついつい物置状態ということも少なくありませんが、そうなると、ほこりがたまったり家の状態がわるくなったりするため、健康面でもよくありません。
最近はリフォームして子供部屋の壁を取り払い、広い空間を作りたいというご要望もあるようです。
また、リフォームとまでいかずとも、家具の配置を見直して、新しい空間に作り直すという方法もあります。
例えば、書斎を設けたり、趣味のお部屋にする方や、ゲストルームとして整えておき、子どもが帰省した時に使う方もいらっしゃいます。
さらに年を重ねて、ご夫婦の寝室をそれぞれ分けたいという場合も元・子ども部屋がぴったりです。
いかがでしたか?
お家を建てる時も、建てたあともいろいろと考え事の多い子供部屋。
迷ったときはぜひお気軽に弊社までお問い合わせください。
新築やリフォームのご相談を承っております。